【12月5日 AFP】バンクーバー冬季五輪、アルペンスキーの滑降で金メダルを獲得したリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)が4日、今年2月以来となるW杯での公式練習に参加し、喜びを語った。

 カナダ・レイクルイーズ(Lake Louise)での大会を前に、およそ3キロメートルのコースで練習を行ったボンは1分59秒53を記録し、22番手につけた。

 膝の手術からの復帰を目指していたボンは、約2週間前の練習中に転倒し、負傷していた。

 ボンは「レイクルイーズに戻ってこられてうれしい。初めての滑走だったから少し緊張はした。2月以来の練習滑走で、レースシチュエーション。(復帰まで)長かった」とコメントした。

 今年2月に開催されたアルペンスキー世界選手権2013(2013 FIS Alpine World Ski Championships)で負傷し、手術した右膝を先月に再び痛めたボンだが、来年2月のソチ冬季五輪での滑走に自信をのぞかせている。

 回復の程度について尋ねられたボンは、「膝の感覚は良い。安定感がある。割合については何とも言えない。上向いていくのを楽しみにしている」とコメントしている。(c)AFP