【6月14日 AFP】サッカーシンガポール代表のGKハッサン・サニー(Hassan Sunny、41)が、中国代表のW杯北中米大会(2026 World Cup)アジア最終予選進出を助けたお礼として、中国のファンからお金が送られてきていることを明かした。

 中国は11日に行われた2次予選の韓国戦に0-1で敗れ、同組のタイがシンガポールに3点差以上で勝利した場合は、逆転で最終予選進出を逃すピンチに陥っていた。

 結果的にタイはシンガポールを3-1で下したが、3点差以上での勝利を阻まれ、中国の組2位での最終予選進出が決定。この試合で11本のセーブを決めてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せたサニーは、一夜にして中国ファンの英雄になっていた。

 サニーはシンガポールの国営放送局CNAに対し、自身がシンガポールで経営する屋台の「支付宝(アリペイ)」の支払い用QRコードがネット上で流れ、そこへお金が送られてきていると明かした。

「最初は面白かった」というサニーだが、お金が送られ続けてくる状況に「そもそも合法なのか」と疑問に思ったとも話し、「どこかでやめないと」と中国のファンに送金をストップするよう求めた。これまで送られてきた金額については明かさなかった。

 シンガポール東部の郊外にある屋台には、サニーへの感謝を伝えるために大勢のファンが詰めかけており、地元の報道によると、13日はあまりの来客で売り切れになってしまったという。

 サニーは、11日の試合後から携帯電話へのメッセージやメールもやまないといい、家族も衝撃を受けていると語った。(c)AFP