【12月5日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは4日、第14節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は4-3でサンダーランド(Sunderland AFC)に勝利した。

 エデン・アザール(Eden Hazard)の活躍により敵地で白星を挙げたチェルシーは、首位アーセナル(Arsenal)の背中にぴたりとつけた。

 逆転勝利で敵地スタジアム・オブ・ライト(Stadium of Light)での連勝を9に伸ばしたジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督率いるチェルシーは、アーセナルとの勝ち点4差を保っている。

 アザールは前後半に1点ずつを挙げるマン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せたが、チームは後半39分に途中出場のデンバ・バ(Demba Ba)のクロスからサンダーランドのフィル・バーズリー(Phil Bardsley)が犯したオウンゴールで、ようやく厳しい戦いでの勝利を味わえるようになった。

 しかし、その2分後にバーズリーにCKのこぼれ球を押し込まれ1点を返され、せわしない終盤を迎えたものの、チェルシーはアウェーで今季3勝目を挙げた。

 リーグ戦16位から20位までのクラブとの3連戦初戦を迎えたチェルシーは、前半14分にサンダーランドのジョジー・アルティドール(Jozy Altidore)に先制ゴールを許した。

 均衡を破るゴールは、ジョン・テリー(John Terry)の守備のミスによってもたらされた。テリーは、アンドレア・ドッセーナ(Andrea Dossena)のFKがブロックされた際にラインを上げず、ジャック・コルバック(Jack Colback)がペナルティーエリア内にパスを戻した時には3人のサンダーランドの選手がオンサイドとなった。

 これを受けたアルティドールは振り向きざまに左足でGKペトル・チェフ(Petr Cech)の右側を抜くシュートを決めた。約1か月振りに先発に戻った米国代表のアルティドールのプレミアリーグでの得点は、約4年前、ハル・シティ(Hull City)在籍時にマンチェスター・シティ(Manchester City)戦で決めたゴール以来となった。

 しかし、チェルシーはその3分後に同点に追いついた。今度はサンダーランドの守備陣がフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)の蹴ったCKにしっかりと対処できず、寄誠庸(Ki Sung-Yueng、キ・ソンヨン)の中途半端なクリアがアザールに渡った。

 アザールはクレイグ・ガードナー(Craig Gardner)を簡単にいなすとニアポストにクロスを上げ、これをフリーになったランパードがヘディングで押し込んだ。ランパードはこれでクラブ通算208ゴール目を挙げている。

 さらにチェルシーはハーフタイムまで9分というところで勝ち越し弾を挙げ、前半で試合をひっくり返した。

 左サイドでボールを拾ったアザールは、わずかなタッチでバーズリーとガードナーをかわしてインサイドに切れ込むと、ゴール隅のネットを揺らすシュートを蹴り込んだ。

 しかし後半5分、再びチェルシーの質の低い守備もあり、サンダーランドが同点に追いついた。エマヌエレ・ジャッケリーニ(Emanuele Giaccherini)の低いCKは簡単にクリアできるはずだったが、ボールはジョン・オシェイ(John O'Shea)の足下にまで転がり、テリーがクリアを試みる中、オシェイが同点ゴールが決めた。 

 それでも、この日好調のアザールが後半17分に勝ち越し弾を挙げても、驚きはなかった。

 アザールは左サイドでランパードとのワンツーで2人のマーカー振り切ってエリア内に入ると、さらに2人のディフェンスをかわしながら強烈なシュートを蹴り込んだ。

 その後、バーズリーが両ゴール前で注目を集めたものの、チェルシーが貴重な勝利を手にした。(c)AFP