【12月5日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは4日、第14節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は2-0でハル・シティ(Hull City)に勝利した。

 アーセナルは、前後半の開始早々にニクラス・ベントナー(Nicklas Bendtner)とメスト・エジル(Mesut Ozil)がそれぞれ得点を挙げて本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で勝利し、2位に勝ち点4差の首位の座を守った。

 11月30日に行われた第13節、3-0で勝利したカーディフ・シティ(Cardiff City)戦からアーセナルは5選手を入れ替え、カール・ジェンキンソン(Carl Jenkinson)、トマス・ロシツキー(Tomas Rosicky)、ナチョ・モンレアル(Nacho Monreal Eraso)、マシュー・フラミニ(Mathieu Flamini) 、ベントナーを起用し、ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)、キーラン・ギブス(Kieran Gibbs)、ジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)をベンチに置き、負傷中のバカリー・サニャ(Bacary Sagna)を休ませた。

 ベントナーはリーグ戦ではアーセナルで2011年3月以来となる先発起用だったが、試合開始90秒で先制点を決めた。

 アーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)のパスを受けたジェンキンソンが右サイドから速いクロスを上げると、ベントナーは完璧なタイミングで走り込んでヘディングシュートを決めた。

 その後、アーセナルは試合を支配したものの、ハルのGKアラン・マグレガー(Allan McGregor)が好セーブをみせた。

 それでも後半2分、ライン際でボールを残したモンレアルからパスを受けたエジルは、ラムジーとのパス交換で抜け出し、難なくマグレガーの守るゴールにシュートを流し込み、追加点を挙げた。

 試合の大勢が決まった後半28分、アーセナルはセオ・ウォルコット(Theo Walcott)とウィルシャーを投入。ベンチに下がるベントナーには大きな拍手が送られた。(c)AFP/Jon West