【11月28日 AFP】27日に行われたサッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)のガラタサライ(Galatasaray)戦前に、レアル・マドリード(Real Madrid)のサポーターが、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の顔のお面や背番号を掲げて、ポルトガル代表選手の2度目の「FIFAバロン ドール(FIFA Ballon d'Or)」獲得を後押しした。

 レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)北側のゴール裏スタンドには、「クリスティアーノ・ロナウド、バロンドール」という文字とロナウドのイラストが入った巨大な幕が掲げられた。

 こうした動きは、国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長がロナウドのことをピッチの「司令官」と称しながら茶化すように物真似をしつつ、個人的には同じく候補に挙がっているFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)を好むと発言したことに端を発している。

 ブラッター会長の発言によってマドリード(Madrid)には衝撃が広がったが、ロナウド本人は一連の発言を「FIFAが僕やクラブや母国に対して持っている敬意と考え方の表れ」として受け止めている。

 ロナウドは筋肉に軽い張りがあるとして、ガラタサライ戦のメンバーから外れており、今季初の欠場となった。(c)AFP