【11月27日 AFP】米野球殿堂(Baseball Hall of Fame)の候補者リストが26日に発表され、野茂英雄(Hideo Nomo)氏が名を連ねた。

 野茂氏は米国で13シーズンにわたって8球団でプレーし、2008年に引退した。日本人投手としては北米で初めてとなったノーヒットノーランを通算2度達成している。

 また、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)で活躍し、ともに通算300勝以上を上げているグレッグ・マダックス(Greg Maddux)氏とトム・グラビン(Tom Glavine)氏も候補者となった。

 マダックス氏はブレーブスで194勝を挙げ、通算355勝、グラビン氏はブレーブスで244勝し、通算勝利数は305となっている。

 米ニューヨーク(New York)州クーパーズタウン(Cooperstown)で行われる全米野球担当記者協会(Baseball Writers Association of AmericaBBWAA)の記者による投票で、75%以上の得票を獲得すれば殿堂入りが決まる。

 選出者の発表は来年1月8日、殿堂入り表彰式典は7月に行われる。

 その他の候補者には通算521本塁打のフランク・トーマス(Frank Thomas)氏、二塁手として最多となる351本塁打(通算377本)を放ったジェフ・ケント(Jeff Kent)氏、通算3060本の安打を放った元ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)のクレイグ・ ビジオ(Craig Biggio)氏らの名が挙がっている。(c)AFP