【11月22日 AFP】(一部更新)ラトビアの首都リガ(Riga)近郊で21日、スーパーマーケットの屋根が崩落し、買い物客らが生き埋めになった。リハルズ・コズロフスキス(Rihards Koslovskis内相は22日、少なくとも18人の死亡が確認されたとLNTテレビに語った。これに先立つ非常事態当局の発表では、救助に当たった消防隊員2人を含む6人が死亡し、35人が負傷したとされていた。

 現場では夜を徹して救出作業が続けられた。現地時間22日午前0時(日本時間午前7時)過ぎにはがれきの下から2人が助け出され、さらに生存者が見つかるのではとの期待が高まった。

 崩落が起きた原因は、現時点は不明。地元メディア報道によると、事故が起きたスーパーマーケットはラトビア第2の大手小売りチェーンで、建物は2011年に建設された。過去に建築賞の候補に挙がったこともあり、最近、改築されたばかりだという。

 現場を視察したバルディス・ドムブロフスキス(Valdis Dombrovskis)首相は、警察が事故原因の捜査を開始したことを確認するとともに、22日朝に緊急閣議を開くことを明かした。(c)AFP