【11月20日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選プレーオフ第2戦は19日、各地で試合が行われ、クロアチアは2-0でアイスランドを下し、2試合合計スコアを2-0として4度目の本大会出場を決めた。

 前週の第1戦を0-0のスコアレスドローで終え、史上最少のW杯出場国となることを目指すアイスランドは、大きな希望を抱いて敵地ザグレブ(Zagreb)に乗り込んだ。

 しかしその夢は、前半27分にマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)、後半2分にダリオ・スルナ(Darijo Srna)に得点を許したことで断たれた。

 クロアチアはマンジュキッチが自身の得点後に危険なタックルで退場となり、自ら試合を難しくした。

 しかしながら後半のクロアチアは攻撃の手を休めることなく、数的不利であることを感じさせなかった。

 クロアチア代表で指揮を執る42歳のニコ・コバチ(Niko Kovac)監督は試合後、クロアチア国営放送(HRT)に対して「選手がピッチに置いてきた魂とハートに敬意を表する。彼らは私の誇りだ」とコメントした。

「われわれにはビジョンと目標があった。以前から言っていたそれを、今日は実現した。モダンなサッカーを見せることができた」

 クロアチアはこれで1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会に続く4度目のW杯出場を決めている。(c)AFP