マイケル・ジョーダン氏、シカゴの豪邸を競売へ
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【11月16日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)の元スーパースター、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が所有する米シカゴの豪邸が来週競売にかけられる。15日に同氏の代理人が明らかにした。
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シカゴ郊外の高級住宅地、ハイランド・パーク(Highland Park)にたたずむ邸宅はこれまで2900万ドル(約29億円)という価格で売りに出されていたが、買い手がつかなかった。
7.4エーカー(約3万平方メートル)の敷地には寝室9室の邸宅、NBA基準のバスケットボールコート、屋内プール、テニスコート、ゴルフ用グリーン、さらにゲストハウスがあり、「レジェンドがいる場所(Legend Point)」と呼ばれている。
ジョーダン氏は声明を通じて「長年暮らしたこの家には人生におけるたくさんの素晴らしい、幸せな思い出が詰まっている。ここは私の子供たちが育った場所でもあり、私がNBAファイナルを戦っていた時代に住んでいた家でもある」とコメントした。
現在もジョーダン氏は実業家としてシカゴに深く根付いているものの、子供たちが成長した今となってはこの家は広すぎるとも語った。
2011年には改修も行われ、「家族のスペース」は天井から床まで一面が窓になっており、作り付けの水槽、暖炉が作られた。
下層階にはカードゲーム用の部屋、シガールーム、ワインセラー、各種設備が整った美容サロンがある。
門にはシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)時代につけていた背番号「23」の数字がデザインされており、ジョーダン氏が着ていたジャージーの字体が再現されている。
居住面積5万6000平方フィート(5203平方メートル)のモダンな豪邸は入札予約なしで22日にオークションが行われる。(c)AFP