【11月15日 AFP】サッカー、イングランド代表のロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督はウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われるチリ代表との親善試合を翌日に控えた14日、GKジョー・ハート(Joe Hart)を先発に起用しないことを明らかにした。

 このところ致命的なミスが目立つハートは、所属するイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)で先発メンバーから外されたものの、ホジソン監督からは信頼を維持していた。

 しかし、2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を見据えてチームのさらなる可能性について探りたいと考えるホジソン監督は、ハートを先発から外す決断を下した。とはいえ、ハートが途中出場する可能性は残っている。

 イングランド代表が滞在するワトフォード(Watford)で記者会見を行ったホジソン監督は、スコットランド・プレミアリーグ、セルティック(Celtic)の正GKとして高評価を得ているフレーザー・フォースター(Fraser Forster)と、イングランド・プレミアリーグのノリッジ・シティ(Norwich City)に所属するGKジョン・ルディー(John Ruddy)のどちらをチリ戦の先発に起用するかは明言を避けた。

 同監督は、「ジョー・ハートは明日の試合に先発出場しない。誰が先発するかは皆さんの想像にお任せする」とだけ語った。

 一方、負傷のため欠場するスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)の代役として、フランク・ランパード(Frank Lampard)が主将を務めることを宣言した。

 ランパードは9月に行われたW杯欧州予選のウクライナ戦で代表戦通算100試合出場を果たしており、チリ戦では記念のゴールデンキャップが授与される予定となっている。この授与式に、1966年W杯イングランド大会決勝でハットトリックを達成してイングランドを優勝に導いた英雄、ジェフ・ハースト(Geoff Hurst)氏とイングランド代表DFとして2試合の出場経験を持つ父親のフランク・ランパード・シニア(Frank Lampard Senior)氏が出席することも同監督は明かした。

 ハースト氏とランパード・シニア氏が選手時代に在籍したウェストハム(West Ham)は、ランパードがプロサッカー選手としてキャリアをスタートさせたクラブでもある。

「チームの情報を漏らすことは本意ではないが、フランクが主将を務めることを発表するのは喜ばしいことだ。代表100試合突破の記念キャップは父親とサー・ジェフ・ハーストから贈られる」とホジソン監督は述べた。

 これについてランパードは、「私にとってすごく特別な瞬間になるだろう。100キャップに到達するまで長い時間がかかったし、これまでスティービー(ジェラード)、アシュリー(コール、Ashley Cole)に記念のキャップが贈呈されるのを見てきた。サー・ジェフを招くことはイングランドサッカー協会(Football AssociationFA)による提案だったが、実現して本当にうれしい。父親の出席は私が希望したことだが、父も誇りに思うだろう」とコメントしている。

 ホジソン監督は続けて、「リッキー・ランバート(Rickie Lambert)は筋肉を痛めており、15日の試合は出場できない。(19日にウェンブリー・スタジアムで行われる)ドイツ戦にも間に合わない可能性がある」と付け加えた。

 さらにランバートと同じくサウサンプトン(Southampton FC)に所属するジェイ・ロドリゲス(Jay Rodriguez)とアダム・ララーナ(Adam Lallana)がチリ戦で「何らかの役割」を担うと、で両選手の代表デビューを示唆した。(c)AFP