【11月8日 AFP】短文投稿サイトを運営する米ツイッター(Twitter)は7日、ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)に株式を上場した。初日の終値は44ドル90セントと、前日6日に発表された新規株式公開(IPO)価格26ドルを72.7パーセントも上回る絶好調のデビューを果たした。

 ソーシャルメディアは浮き沈みが激しいことから、一部のアナリストからは警戒する声も聞かれたものの、上場初日は同社株に投資家が殺到。取引開始後早い段階では一時50ドルを超え、公開価格を90パーセント以上も上回った。

 ツイッターは「TWTR」の銘柄コードで7000万株を公開、18億2000万ドル(約1800億円)を調達した。さらに引受会社には追加で1050万株を購入する30日間のオプションも与える。同社の市場価値を26ドルのIPO価格で算出すれば144億ドル(約1兆4000億円)程度だったが、初日終値に基づけば240億ドル(約2兆3500億円)になった。(c)AFP/Sophie ESTIENNE