「本を見ると胸いっぱいになる」ペレ氏が特別限定版の自伝を発売
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【10月17日 AFP】サッカー元ブラジル代表のペレ(Pele)氏が16日、特別限定版の自伝を発売した。
17歳で出場した1958年のW杯でブラジルを初優勝に導く活躍を見せ、史上最高のサッカー選手として広く認知されている72歳のペレ氏は、「写真を見るのはすごく感慨深い」と語った。
「王様」と呼ばれるペレ氏が記録した通算ゴール数にちなんで「1283」とタイトルが付けられた書籍は、サンパウロ(Sao Paulo)で発表され、重量が15キログラム、定価3600レアル(約16万円)となっている。
限定1283部の書籍には500枚の写真、1283の文章が掲載されている。
写真を振り返ったペレ氏は、ツイッター(Twitter)で「キャリアを通じて私を愛し、支えてくれた人々のことが思い起こされる。家族、友人、ファンたちのことだ」と投稿した。
また、試合後のユニホームの胸に汗でハート形が描かれたペレ氏の有名なサイン入り写真が付いた特別版は、2600ドル(約26万円)で発売される。
「本を見ていると胸いっぱいになる。これは私がブラジルに残した伝説だ」とコメントしたペレ氏は、込み上げる涙をハンカチで拭った。
ペレ氏はまた、1966年のW杯でイングランドを訪れた際に、当時絶頂期にあったビートルズ(The Beatles)のライブを逃したエピソードを明かしている。
「ビートルズの代理人から連絡があって、彼らが私たちのためにライブをやりたいと言ってきたんだ。でも技術委員が反対した」
「しばらくしてからジョン・レノン(John Lennon)に会う機会があって話をした。当時の首脳陣は『あんな怪しい奴らは入れない』なんて言っていた」と冗談交じりに語った。
限定本は29日に英ロンドン(London)で発売され、その後は米ニューヨーク(New York)、ドバイ(Dubai)で順次発売される。(c)AFP