【10月16日 AFP】シリア南部ダルアー(Daraa)県で16日、ピックアップトラックが強力な爆発に巻き込まれ、子ども4人を含む21人が死亡した。英国を拠点とするNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が発表した。

 「(ダルアー県の)ナワ(Nawa)地区で子ども4人、女性6人を含む21人が死亡した。犠牲者らを乗せた車両がタル・ジュムア(Tal al-Jumua)を通過した際に爆発が起きた」(シリア人権監視団)

 シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に忠誠を誓う部隊が「そこ(タル・ジュムア)に配属されており、現地は反体制派による攻撃を受けていた。活動家らは、政府軍が爆発物を仕掛けたと非難している」と、シリア人権監視団は述べた。

 ダルアーは2011年3月に始まった反体制派の蜂起の拠点。(c)AFP