【10月16日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は15日、各地で試合が行われ、グループFのロシアは1-1でアゼルバイジャンと引き分け、2002年の日韓大会(2002 World Cup)以来となる本大会出場を決めた。

 ロシアは敵地バクー(Baku)で引き分けたものの、来年ブラジルへ向かうための切符を確保するにはそれで十分だった。

 これで、2010年南アフリカ大会(2010 World Cup)ではイングランドを率い、決勝トーナメント1回戦でドイツに1-4で敗れるという物足りない結果に終わったファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督は、雪辱の機会を手にしている。

 ロシアがゼニト・ザンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)に所属するロマン・シロコフ(Roman Shirokov)の得点で序盤に先制すると、アゼルバイジャンも試合終了間際に交代出場のヴァギフ・ジャヴァドフ(Vagif Dzhavadov)が同点ゴールを決めたが、ロシアの予選突破を阻むには至らなかった。

 ロシアはこれで、同日の試合でルクセンブルクを3-0で下したポルトガルを勝ち点1差で振り切り、グループ首位を決めている。(c)AFP