【10月6日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2013)は6日、東京の有明コロシアム(Ariake Coliseum)でシングルス決勝が行われ、大会第1シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は7-6、7-5で第3シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)に勝利し、優勝を飾った。

 昨年のジャパンオープンでも準優勝したラオニッチは、今大会でも快進撃を見せ、準決勝終了時点までにトーナメント最多のエース64本を記録。また1回戦から全試合でストレート勝利を挙げて決勝に進んだ。

 一方、2008年大会の決勝でトマス・ベルディハ(Tomas Berdych)に敗れたデルポトロだが、今回の決勝ではラオニッチとの強打合戦を1時間46分で制し、今季3度目、通算16度目のツアー優勝を果たした。

 フォアハンドのウィナーで勝利を決めた瞬間、デルポトロは耳をつんざくような雄叫びを上げて喜びを表現した。

 2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships)覇者であるデルポトロは、この勝利で賞金31万2000ドル(約3000万円)を獲得した他、シーズン最終戦、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2012)の出場選手を決定するレースランキングで6位から5位に浮上した。

 また、ラオニッチは同ランキングで11位から10位に順位を上げた。

 11月4日から11日までロンドン(London)で開催されるツアー・ファイナルには、同ランキング上位8選手が出場することとなっている。(c)AFP