【10月4日 AFP】ミャンマー代表が52年ぶりに出場する2013年ミス・ユニバース(Miss Universe)世界大会の代表最終選考会が3日、最大都市ヤンゴン(Yangon)で行われ、米カリフォルニア・ルーセラン大学(California Lutheran University)で学び経営学士号を持つモー・セ・ウィン(Moe Set Wine)さん(25)が栄冠に輝いた。

  ミャンマーは1961年以降ミス・ユニバース世界大会に代表を送っていなかった。今回、水着選考でビキニの着用こそなかったものの代表選考会が行われたことは、軍事政権に支配されていた同国の政治・社会が劇的に変化している現状を反映している。モー・セ・ウィンさんは、「自分が歴史の一部となったと感じる。母国とミャンマー国民のために尽くす兵士のような気持ちだ」と喜びを語った。ミス・ユニバース世界大会は来月、ロシア・モスクワ(Moscow)で開催される。(c)AFP/Robyn BECKK