【10月2日 AFP】アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が監督第2作となる『Unbroken』をオーストラリアで撮影することになった。ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の農村部やシドニー(Sydney)がロケ地となる。

 同作は、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙のベストセラーリストに146週間ランクインしたローラ・ヒレンブランド(Laura Hillenbrand)氏の同名著書の映画化で、第2次世界大戦中に日本軍の捕虜になった元五輪選手の米兵ルイス・ザンペリーニ(Louis Zamperini)の数奇な体験を描く。

 ザンペリーニは軍機の墜落後、仲間の兵士2人ともに太平洋を47日間漂流。日本海軍に捕まり、捕虜収容所へと送られる。

 ザンペリーニを演じるのは、ジャック・オコンネル(Jack O'Connell)。その他、ギャレット・ヘドランド(Garrett Hedlund)、ドーナル・グリーソン(Domhnall Gleeson)、フィン・ウィットロック(Finn Wittrock)らも出演する。

 ジョリーにとって、本作は高い評価を得た『最愛の大地(Land of Blood and Honey)』に続く監督2作目。既に子供たちと一緒にシドニーに入り、ロケ地の調査などを行っているという。(c)AFP