【9月7日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は6日、各地で試合が行われ、グループHのイングランドは、4-0でモルドバを下した。

 快勝でグループ首位に立ったイングランドは、本大会出場に向けて最後の直線に入った。

 スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)の代表通算20得点目のゴールで先制したイングランドは、リッキー・ランバート(Rickie Lambert)のヘディングシュートとダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)の2得点で勝ち点3を挙げ、得失点差でモンテネグロから首位の座を奪った。

 2ゴールのウェルベックは、最近の代表戦7試合で得点数を6に伸ばしたものの、この試合でイエローカードを受け、勝ち点1差で後ろに迫るウクライナとの10日のアウェーゲームを欠場することが決まった。

 ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)、ダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)、アンディ・キャロル(Andy Carroll)が負傷中で、ジャーメイン・デフォー(Jermaine Defoe)も体調が思わしくないため、ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督は、予選残り3試合で最も厳しい試合に向けて頭を悩ませている。

 ジェラード、フランク・ランパード(Frank Lampard)、ジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)の3人が初めて中盤で組んだイングランドは、けが人の影響もあり、ランバートがワントップで自身初の先発入りを果たした。

 前半12分、左サイドに抜けたウェルベックからマイナスの折り返しを受けたランパードが振り向きざまにパスを出すと、ジェラードが約23メートルの地点からゴール左隅に見事なシュートを突き刺し、イングランドが先制した。

 同26分、セオ・ウォルコット(Theo Walcott)の強烈なシュートを相手GKが弾いたものの、ボールはゴール前を横切る形になり、これをランバートが頭で押し込んで代表戦2試合連続となる2ゴール目を決めた。

 これ以上ない前半となるはずだったが、ウェルベックがハーフタイム前にオフサイドと判定された後、シュートを放ったため、イエローカードを受けた。

 それでも、ウェルベックは直後、ランバートからの浮き球のパスを受けながら相手GKをかわし、チームの3点目を決めた。

 さらに後半5分にも同じくランバートからのパスに走り込んだウェルベックが、前に出てきたGKの上を通すシュートを左足で決め、4点目を挙げた。

 勝負が決まると、ホジソン監督は試合残り30分でウィルシャーに代えて10代のロス・バークリー(Ross Barkley)を投入。代表デビューを飾ったバークリーはゴールに迫ったものの、得点することはできず、その後のイングランドは無得点に終わった。(c)AFP/Tom WILLIAMS