また、多くの活動家がロシアの代表的な蒸留酒であるウォッカの不買運動を促している他、ツイッター(Twitter)では「#BoycottRussia(ロシアをボイコットしろ)」、「#BoycottSochi(ソチをボイコットしろ)」といったハッシュタグの人気が上昇している。

 このような海外からの反応を受け、8日にはロシアのビタリー・ムトコ(Vitaly Mutko)スポーツ観光青年相が、国際社会は「落ち着くべき」とコメント。論争の火にますます油を注いだ。

  また同氏は9日、アスリートに五輪への不参加を要求している勢力は「小さな圧力」に過ぎないと述べ、「五輪がボイコットされる心配はしなくていい」と語った。

  露インタファクス(Interfax)通信が伝えたところによると、ムトコ氏は「ロシア政府は(抗議している勢力よりも)強いということを人々は知らなければいけない。それが彼らにとってどんなに好まざる事実だろうとも。あの法律の目的は、国籍、宗教やその他の傾向にかかわらず、市民の権利を制限することではない」と話したという。