【8月2日 AFP】20世紀フォックス(20th Century Fox)は1日、ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督が映画『アバター(Avatar)』の続編3作品を制作すると発表した。

 2009年公開の『アバター』は全世界で大ヒットし、映画史上最高となる28億ドル(約2800億円)の興行収入を記録した。

 当初の予定では『アバター』の続編は2作品だった。だが、「続編のストーリーを執筆しているうちに、私の予想を超えて『アバター』の世界、物語、登場人物たちが深みを増していき、スクリーンで表現したいことを全て盛り込むには、2作品では足りないことが明らかになった」と、キャメロン監督は語っているという。

 続編の撮影は2014年から3作品同時に開始され、公開予定は2016~18年のそれぞれ12月。

『タイタニック(Titanic)』と『アバター』ではキャメロン監督が自ら脚本を手がけているが、続編では4人が脚本を担当する。

 米業界誌バラエティ(Variety)によると、続編3作品の制作費は10億ドル(約990億円)に達する見通しだ。(c)AFP