フロリダで発砲、容疑者含む7人死亡 人質2人は無事
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【7月28日 AFP】米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)近郊で27日、男が銃を発砲し6人が死亡した。男はその後、人質2人と共にアパートの1室に立てこもったが、突入した警察の特殊部隊に射殺された。人質2人にけがはなかった。
犯行現場となったのは、キューバ出身者が多く住むハイアリア(Hialeah)地区の約90世帯が入居するアパート。事件は26日午後6時30分(日本時間27日午前7時30分)ごろ発生し、27日午前2時半(日本時間同日午後3時30分)ごろまで続いた。
警察のエディー・ロドリゲス(Eddie Rodriguez)巡査部長によると、容疑者はアパートの数フロアで発砲した後、男女のカップルを人質にとって室内に立てこもった。人質の2人は容疑者と面識はなかったが、投降するよう数時間にわたって説得。容疑者がそれを拒み続けたため、警察の特殊部隊(SWAT)が室内に突入した。犯行の動機はまだ明らかになっていないという。
死亡者の中には、アパートの所有者である老夫婦も含まれていた。遺体の身元を確認した老夫婦の娘は米スペイン語放送局ユニビジョン(Univision)に対し、「両親は苦情を言ってきた居住者の部屋へ向かった。そこで口論になったようだ」と話し、15~20発の銃声を聞いたと語った。
警察は現在、残りの犠牲者の身元の特定を急いでいる。また、容疑者がこのアパートの住人であったかどうかについても、確認中だという。
フロリダは米国内で最も銃規制が甘いとされる。同州の発表によると、2012年12月時点で100万件以上の拳銃所持が認められている。(c)AFP
犯行現場となったのは、キューバ出身者が多く住むハイアリア(Hialeah)地区の約90世帯が入居するアパート。事件は26日午後6時30分(日本時間27日午前7時30分)ごろ発生し、27日午前2時半(日本時間同日午後3時30分)ごろまで続いた。
警察のエディー・ロドリゲス(Eddie Rodriguez)巡査部長によると、容疑者はアパートの数フロアで発砲した後、男女のカップルを人質にとって室内に立てこもった。人質の2人は容疑者と面識はなかったが、投降するよう数時間にわたって説得。容疑者がそれを拒み続けたため、警察の特殊部隊(SWAT)が室内に突入した。犯行の動機はまだ明らかになっていないという。
死亡者の中には、アパートの所有者である老夫婦も含まれていた。遺体の身元を確認した老夫婦の娘は米スペイン語放送局ユニビジョン(Univision)に対し、「両親は苦情を言ってきた居住者の部屋へ向かった。そこで口論になったようだ」と話し、15~20発の銃声を聞いたと語った。
警察は現在、残りの犠牲者の身元の特定を急いでいる。また、容疑者がこのアパートの住人であったかどうかについても、確認中だという。
フロリダは米国内で最も銃規制が甘いとされる。同州の発表によると、2012年12月時点で100万件以上の拳銃所持が認められている。(c)AFP