【7月25日 MODE PRESS】ロイヤルベビーの誕生を受け、ファッション情報紙「WWD」がカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)、ヴェラ・ウォン(Vera Wang)など名だたるトップデザイナーたちに、ロイヤルベビーへ贈るプレゼントのデザインを依頼した。

  「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」は、この依頼に刺激され、赤ちゃん向けの「ベビー ディオールズ プティ ボナー(Baby Dior's Petit Bonheur)」というコレクションをフルラインアップで作ってしまった。ディオールは「ゆりかごから身を乗り出す妖精をイメージした服を作りました。美しいレザーのスーツケースに入った、4つ葉のクローバーが描かれたカシミアのニットが、赤ちゃんを暖かく包みます。レースや刺繍などが入ったアイテムは、時間をかけて手作業で丁寧に作られました」とコメント。

 ラクロワは王室の馬車とユニオンジャックをモチーフにした、生後2日の赤ちゃんも連れて歩ける大きなベビーカーをデザイン。一方カールは、先端が王冠の形になったおしゃぶりを描いてユーモアのセンスを披露した。

 アクセサリー界の女王、アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)は、英国のウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)夫妻が息子の思い出の品を入れられるよう、「この世界にようこそ!」という文字が彫られた、記念品入れのスケッチを描き上げた。  キャサリン妃は、デザイナーからのプレゼントは受け取らず、服には代金を支払うと公言しているが、ロイヤルベビーへの贈り物はますます多くなりそうだ。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS