【7月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は24日、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ヴィクトリー(Melbourne Victory)と親善試合を行い、2-0で勝利した。

 リバプールのスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)がトレードマークの得点を挙げ、メルボルン・クリケット競技場(Melbourne Cricket GroundMCG)を訪れた9万5000人のサポーターを、幸せな気分で帰途に就かせた。

 熱狂的に迎えられた主将のジェラードが前半に先制点を挙げると、リバプールは後半ロスタイムにルイス・スアレス(Luis Suarez)のトリッキーなプレーからイアゴ・アスパス(Iago Aspas)が追加点を挙げ、2度のAリーグ王者に輝いたメルボルン・ヴィクトリーとの激しい戦いを制した。

 試合開始前には客席赤く染めた満員の観客が「You'll Never Walk Alone」を歌ったが、東アジアカップ2013(EAFF East Asian Cup 2013)に出場するオーストラリア代表の選手を欠くメルボルン・ヴィクトリーに対して、リバプールは苦しんだ。

 ジェラードは、「選手とスタッフはこのサポートに感謝している。数日前に到着してから圧倒されているんだ。今夜は全てのサポーターのためにも勝てて良かった」と語った。

「リバプールのユニホームを着るたびに全力を出し切らなければならないし、全ての試合に勝ちたいと思うものさ。とはいえ、誰が得点しても構わない。チームが全てなんだ。チームの準備がしっかりしていれば、シーズンの成功に希望が持てる。また一歩前進さ」

 ジェラードがオーストラリアのリバプールサポーターからヒーローように歓迎される中、交代選手としてベンチに座っていたスアレスの顔がスクリーンに映し出されると、大きな歓声が起こった。

 後半27分から途中出場したスアレスは、最終盤に巧妙なプレーから新加入のアスパスのゴールをお膳立てした。

 スアレスは現在、移籍金約4000万ポンド(約61億円)でアーセナル(Arsenal)から移籍のターゲットとなっており、自身も欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)に出場するチームへの加入を求めている。

 スアレスのリバプールでの試合出場は、4月21日に行われたリーグ戦のチェルシー(Chelsea)戦でブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(Branislav Ivanovic)にかみついた一戦以来となった。この件によりスアレスはリーグ戦10試合の出場停止処分を受けており、13-14シーズンのリーグ戦開幕を逃すことになっている。(c)AFP