第9ステージではチームメイトの遅れ援護を失ったフルームだが、依然として総合首位の座を守っている。

 また、コンタドールはスカイが今後のステージで同じ過ちを犯すことは期待できないと言う。

「あのチームにも弱点があることを知るとうれしくもなるが、あれが続くことはない」

「7日の出来事に驚いた人はたくさんいる。もし同じことが起きれば、僕たちはそこでアドバンテージを取る必要がある」

「僕だってフルームの位置につけていたい。彼が得意とするタイムトライアルを迎える前にあの座を奪えたら何よりだ」

 第11ステージの個人タイムトライアルを除いては、第2週に行われるステージを通じて総合順位争いで大きな変動はあまり見込めない。しかし、30歳のコンタドールは最終週に集団がアルプス(Alps)山脈の山岳ステージに突入してからは、自身にとって好ましい展開が期待できると見ている。

 同時に、終盤にかけて昨年の第67回ブエルタ・ア・エスパーニャ(67th Vuelta a Espana)のような、フルームの失速を願っている。同大会でフルームは4位に終わっており、コンタドールがタイトルをさらった。 「現時点では絶好調とは言えないが、大きなレースでは日ごとに調子が上がる」と自身を分析する。

「僕がピークを感じるのは3週目。フルームは非常に強い選手だが、昨年のブエルタでは3週目に苦しんでいる姿を僕たちは目の当たりにしている。だからこそ待つことが必要であり、決して不可能だと考えてはいけない」

「もちろん何らかの仕掛けはしていくつもりだ。リスクを取るべきタイミングを理解しなければならないし、みんなが苦しい時こそそういうことが必要になるんだ」

(c)AFP