王者ウィギンス、ツール・ド・フランスには「もう出場しないかも」
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【6月22日 AFP】ツール・ド・フランス(2013 Tour de France)を故障のため欠場すると発表したスカイ(Sky Pro Cycling)のブラッドリー・ウィギンス(Bradley Wiggins、英国)は21日、この先も同大会でタイトルに挑戦することはないかもしれないとのコメントした。
昨年大会(2012 Tour de France)を制覇したウィギンスは、英紙ガーディアン(The Guardian)の電子版で、「私にとってはツールで勝つことがすべてだった」と語った。
「もう優勝した。正直に言えば、去年みたいにもう一度家族やその他のことを犠牲にするという準備ができていないんだ。達成すべきことは達成した。そのことは心から満足している」
ウィギンスは名高いツール制覇を果たした史上初の英国人となり、その後ロンドン五輪では男子個人タイムトライアルで金メダルを獲得した。同五輪の開会式では開会を告げる鐘を鳴らす大役も果たしている。
ウィギンスは、昨年11月にイングランド北西部ランカシャー(Lancashire)州ライトソン(Wrightson)にある実家近くを自転車で走行していたところ、交通事故に巻き込まれており、今年5月に開催された第96回ジロ・デ・イタリア(2013 Giro d'Italia)ではタイトル獲得を見据えながらも健康上の問題によりリタイアを余儀なくされた。
さらに膝の故障によりツール出場を断念したことで、チームメイトのクリス・フルーム(Chris Froome)にエースの座を譲り渡している。29日に開幕するレースで、スカイはチームとして連覇を目指す。(c)AFP