【6月21日 AFP】中国を訪問中のサッカー元イングランド代表主将のデビッド・ベッカム(David Beckham)さんが、上海(Shanghai)のイベントでファンが殺到しけが人が出たことについて言及し、負傷者に見舞いの言葉を贈った。

 同済大学(Tongji University)で行われたイベントでは、中国サッカーリーグの親善大使として訪れたベッカムさんの姿を一目見ようと数百人の観衆が殺到。押し倒されるなどして日本人留学生を含む7人が負傷した。

 ベッカムさんは20日の国営テレビ放送で、「数人の方が負傷されたと聞きました。その方々に心から私のお見舞いの言葉を贈りたいと思います」とコメントした。

「早く良くなるよう祈っています。そしてまたお会いできることを願っています」

 また、ベッカムさんは大学のチームと行う予定だったサッカーイベントを中止にしたことに対しても謝罪の言葉を述べた。

「大学で皆さんが私に対して示してくれた温かさは、本当に信じられないものでした。若い学生たちと一緒にトレーニングを行う予定でしたが、残念ながら果たせませんでした。でも次回こそは実現したいと思っています」

 ベッカムさんはその後の予定をこなした後、杭州(Hangzhou)で23日に行われる中国スーパーリーグ(Chinese Super League)の試合を観戦するために上海を発った。

 事故が起こったにもかかわらず、ベッカムさんを称賛するファンの声は高まっている。ベッカムさんの中国人ファンの多くは、事故は本人の責任ではないと言う。

 中国のマイクロブログサービス、新浪微博(Sina Weibo)では「一目見ることができるなら、怪我をする価値はある」というコメントも見られた。

 また、ベッカムさんの新浪微博アカウントに投稿された謝罪の言葉には6000を超えるコメントが寄せられ、その圧倒的多数がポジティブなものだった。

 とあるユーザーは「あなたのせいではありません。ただファンが熱狂しすぎたのです」とコメントした。

 ベッカムさんは23日に北京(Beijing)で行われるチャリティオークションで妻のヴィクトリア(Victoria Beckham)さんと合流する予定になっている。(c)AFP