【6月21日 AFP】スペイン1部リーグのアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)は20日、新監督にエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)氏が就任すると発表した。

 リーグ12位という情けない結果で12-13シーズンを終えたビルバオは、マルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督との契約を更新しない決断を下し、後任にバルベルデ氏を迎えることとなった。

 クラブは公式サイトで、「エルネスト・バルベルデ氏のファーストチームの監督に就任について、同氏との合意に至った」との声明を発表し、グリニッジ標準時(GMT)の21日10時30分に正式に着任すると説明した。

 バルベルデ氏は、2012年12月にバレンシア(Valencia CF)の指揮官に就任したが、12-13シーズンの最終戦に敗れ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)と争っていた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)の最後の出場枠を惜しくも逃したため、シーズン終了と共にバレンシアを去っていた。

 ビルバオで6年間、現役としてプレーしたバルベルデ氏は、その後2003-04シーズンから2季にかけて同クラブを率いた。

 2006-07シーズンのUEFA杯(UEFA Cup)では、当時指揮していたRCDエスパニョール(RCD Espanyol)をセビージャFC(Sevilla FC)との決勝にまで導いたが、PK戦の末敗れた。

 バルベルデ氏はまた、ビジャレアル(Villarreal CF)での1シーズンを挟むようにして、ギリシャ1部リーグのオリンピアコス(Olympiacos)で2度監督を務めており、同チームで3度のリーグ優勝に輝いている。(c)AFP