【6月4日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は3日、移籍金総額5700万ユーロ(約74億円)でネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)と5年契約を結んだと発表した。

 21歳のネイマールは同日、クラブの本拠地カンプ・ノウ・スタジアム(Camp Nou stadium)で公式に選手として紹介を受けた。

 ネイマールは、「ずっと尊敬している選手たちとプレーするという長年の夢を実現できた。リオネル・メッシ(Lionel Messi)という世界最高の選手とともにプレーできるのは光栄なこと。彼は最高の選手だから、その横でプレーしやすくなるに違いないと思う」と、夢の移籍を果たしたと語った。

 またネイマールは、レアル・マドリード(Real Madrid)からも興味を示されたことは光栄なこととしながらも、最終的にFCバルセロナへ移籍することに疑念はなかったと語った。

「レアル・マドリードは偉大なクラブだし、敬意を払っている。でも、僕の心はバルサとともにあったからバルサを選んだ。そして、今日ここにいる。僕の家族や僕は、お金のために動いたことはない。僕にとっては幸せかどうかが大事なことで、バルサにこれて幸せだよ」

 さらにネイマールは、フィジカルがより求められるヨーロッパサッカーに自分のプレースタイルを合わせていくことは難しくはないと自信をのぞかせた。

「難しくなるだろうけど、すぐに適応できると思う。代表チームではすでに違った状況を体験しているからね。僕は僕の形のサッカーをしていくつもり。すべてうまくいって、最初の1分からサポーターに喜びをもたらすことができればと願っている」

「バルサで学んでもっと成長していくよ」

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