【5月19日 AFP】米国のある夫婦が485万ドル(約5億円)の宝くじに当たっていたことに気付かず、当せん券を3か月も自宅のクッキー入れの中に放置していたことが分かった。ロトくじの運営会社が17日、明らかにした。

 妻に頼まれ、自宅に残っていた11枚の宝くじを確認したのはリカルド・セレソ(Ricardo Cerezo)さん。店舗に設置されていた専用の機械で照会したところ、1枚について「当せん金の受け取りを申請するように」とのメッセージが表示された。それを見たセレッソさんは、せいぜい数百ドル(数万円)が当たったのだろうと思ったという。

 米イリノイ(Illinois)州ジェニーバ(Geneva)で15日に行われた当せんの記念式典に出席したセレッソさんは、「485万ドルを3か月もクッキー入れの中に放置していたなんて信じられない。びっくり仰天だ。本当に信じられない!」と語った。

 宝くじを購入するほかの人たちへのアドバイスがあるかと運営会社の関係者に尋ねられたセレッソさんは、「ずっと前に買ったくじを調べてみることだよ!」と話した。(c)AFP