【5月16日 AFP】本田技研工業(ホンダ、Honda Motor)は16日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)シリーズに2015年シーズンから、英国のマクラーレン(McLaren)チームへのエンジンサプライヤーとして復帰することを正式に発表した。

 伊東孝紳(Takanobu Ito)社長は、都内でマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(Martin Whitmarsh)代表と共同で記者会見を開き、ホンダはレース活動を通じて会社として成長してきたとコメント。「マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)」として世界チャンピオンの座を狙うと宣言した。

 ウィットマーシュ代表も「伝説のF1パートナーシップ」が再び始まるとして、「マクラーレンとホンダは胸躍る新たな冒険に今まさに乗り出そうとしている」と語った。

  「マクラーレン・ホンダ」は1988年~91年、スタードライバーのアラン・プロスト(Alain Prost)やアイルトン・セナ(Ayrton Senna)らを擁して優勝を重ね、黄金期を築いた。(c)AFP