【4月28日 AFP】エチオピア航空(Ethiopian Airlines)は27日、バッテリーの不具合により1月から全世界で運航が停止されていた米ボーイング(Boeing)の787型旅客機「ドリームライナー(Dreamliner)」の運航をエチオピア・アディスアベバ(Addis Ababa)発ケニア・ナイロビ(Nairobi)着の便で再開した。

 同機の離陸に先立ちエチオピア航空のテウォルデ・ゲブレマリアム(Tewolde Gebremariam)最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、「ドリームライナーがまた空に戻ることができてうれしいです。また、当社が一番乗りであることも大変うれしいです」と語った。

 米連邦航空局(Federal Aviation AdministrationFAA)は25日、バッテリーシステムの改良を条件に、運航再開を正式に承認していた。日本では、ドリームライナーを17機保有する全日空(All Nippon AirwaysANA)が、改良後の機体で28日に試験飛行を行う。(c)AFP/Jenny VAUGHAN