【4月5日 AFP】アフガニスタン東部ラグマン(Laghman)州の州都メータルラム(Mihtarlam)で5日朝、ロバの背にくくり付けられた爆弾が爆発し、警官1人が死亡、市民3人が負傷した。

 州政府報道官がAFPに明らかにしたところによると、爆発は警察官の詰め所前をロバが通りかかったところで起きた。ロバの背にくくり付けられた爆発物が遠隔操作で爆破されたとみられる。同報道官は、西側諸国に支えられた現政権への攻撃を続けるアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)の仕業だと非難している。

 アフガニスタンでロバを使った爆弾攻撃はまれではあるが、昨年8月にも中部ゴール(Ghor)州で同様の攻撃があり、地元の警察署長が死亡し、3人が負傷している。(c)AFP