【11月27日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)の反政府武装勢力「M23(3月23日運動)」は27日、制圧していた同国主要都市ゴマ(Goma)から撤退すると発表した。M23による20日のゴマ制圧は、新たな紛争の火種として懸念されていた。

 M23幹部のアントワーヌ・マンジ(Antoine Manzi)大佐は、政府との協議を開始するため、ゴマからM23戦闘員を撤退させる要請に応じると述べた。

 周辺諸国の首脳らはM23に対し、11月26日深夜までにゴマから撤退するよう通告していた。またコンゴ政府軍もM23に対し、武力による排除を警告していた。(c)AFP