【11月17日 AFP】世界でパリ(Paris)に次いでフランス語話者が多いカナダ・モントリオール(Montreal)で16日、約100年ぶりに英語を母語とする市長が誕生した。

 新市長はマイケル・アップルバウム(Michael Applebaum)氏(59)。汚職疑惑のなか辞任したジェラルド・トランブレー(Gerald Tremblay)前市長の後任として、市議会議員らによる無記名投票で選ばれた。

 アップルバウム氏の母語は英語だが、フランス語も流ちょうに話すという。アップルバウム新市長は19日に就任し、2013年11月に予定されている次期選挙まで市長を務めることになる。

 380万人が暮らすモントリオールは、フランス語人口が大多数を占めるケベック(Quebec)州にある。(c)AFP