【10月4日 AFP】政府軍と反体制派が激しい戦闘を行っているシリア第2の都市アレッポ(Aleppo)で3日、自動車爆弾を使った攻撃があり、数十人が死亡した。

 現場で取材したAFPの記者によると、アレッポのサーダッラー・ジャビリ広場(Saadallah al-Jabiri Square)の近くにある軍の士官クラブのそばで連続して2度の爆発があり、ホテルの正面や2階建てのカフェが崩れた。

 またシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)と軍関係者によると、その直後に旧市街に隣接するバーブ・ジネイン(Bab Jnein)通りで3度目の爆発があった。

 シリア人権監視団は一連の爆発で少なくとも48人が死亡し、約100人が負傷したと発表したが、ある当局者は、死者は37人だったと話している。シリア人権監視団は死傷者の大半は軍の兵士だったとしている。

■トルコに砲弾、5人死亡

 一方、シリアの隣国トルコでは3日、シリアとの国境に近いアクチャカレ(Akcakale)の町にシリア国内から発射された砲弾が着弾し、この町の町長によると母親とその子供3人を含む5人が死亡した。

 トルコ政府は、国境付近に展開していた軍の部隊が砲弾を発射して報復攻撃を行ったと発表するとともに、北大西洋条約機構(NATO)に緊急会合の開催を要請したことを明らかにした。
 
 シリアで反体制蜂起が始まった2011年3月以降、シリアからの砲撃によってトルコ国内で死者が出たのは2度目。(c)AFP