火星の小石も鮮明に、キュリオシティーが撮った最新画像 NASA
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10日に公開されたこの画像は、火星探査機マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)搭載の火星カラー撮像装置(Mars Color Imager、MARCI)が5日に撮影した画像から作成された火星地図。毎日作成され、キュリオシティーの大気進入・降下・着陸に適した天候状態を把握するうえで活用された。ゲール・クレーター(Gale Crater)周辺の大気は良好な状態にあり、キュリオシティーの着陸シミュレーションに用いたコンピューターモデルと合致した。7月31日に初めて確認されたゲール・クレーターの南西にある砂塵(さじん)嵐は、8月2日に活動を停止してちりの雲となり、この画像ではさらに分散が進んでいる。砂塵活動は着陸の直前に火星の各地で発生したが、キュリオシティーより先にゲール・クレーターに到達することはなかった(2012年8月10日公開)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech/msss