【7月27日 AFP】カンボジアの村で今月、地面から掘り起こされた丸太が病気を癒したり宝くじの当選番号を予知してくれるとして、「魔法の力」を信じる4000~5000人もの群衆が殺到する事態となっている。

 全長13メートルほどのこの丸太は、ポーサット(Pursat)州西部Prey Yeang村で、池を作ろうと地面を掘っていた一家が見つけた。AFPの電話取材に応じた村長によれば、丸太に触れた村人数人が宝くじに当選したことから「魔法の丸太」だと評判になり、宝くじ当選や病気の回復を願う人々が訪れるようになった。豚の頭や丸ごとの蒸し鶏といった供え物を手に、毎日100人はやって来るという。(c)AFP