【7月13日 AFP】(一部訂正)米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のヴィニー・デル・ネグロ(Vinny Del Negro)ヘッドコーチ(HC)は12日、左ひざの半月板を損傷したブレイク・グリフィン(Blake Griffin)がロンドン五輪を欠場することを明らかにした。

 米ラスベガス(Las Vegas)で行われた男子バスケットボール米国代表チームの合宿に参加していたグリフィンは、11日の練習でプレーオフ1回戦で痛めていたひざの故障を悪化させており、関節鏡視下手術を受けるためロサンゼルス(Los Angeles)に戻った。

 デル・ネグロHCは、「グリフィンが五輪出場のために全身全霊を捧げてきたことを知っているので、彼が五輪を経験できないことを残念に思う。ただチームにとって幸運なことは、彼が治療に専念できる時間を十分に確保できることだ」と語った。

 NBAで活躍するスター選手が集結した米国代表は、これまでにオーランド・マジック(Orlando Magic)のドワイト・ハワード(Dwight Howard)、マイアミ・ヒート(Miami Heat)のドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)とクリス・ボッシュ(Chris Bosh)、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)のデリック・ローズ(Derrick Rose)が故障を理由に代表メンバー入りを辞退している。

 ハワードの欠場でセンターを本職とする選手はニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のタイソン・チャンドラー(Tyson Chandler)一人になり、代表チームを率いるマイク・シャセフスキー(Mike Krzyzewski)HCは複数のポジションを務められる運動量の多い選手を擁しているため問題ないとしているものの、11-12シーズンに1試合平均20.7得点、10.9リバウンドを記録していたグリフィンの離脱は、高さを武器とする選手を欠くチームにとって痛手になるとみられている。

 2009年のNBAドラフトでクリッパーズから全体1位指名を受けたグリフィンは、ひざの故障で入団1年目を棒に振ったものの、復活した10-11シーズンには1試合平均22.5得点、12.1リバウンドを記録する活躍を見せ、同シーズンの新人王に輝いた。

 グリフィンとクリッパーズは、9日に5年総額9500万ドル(約75億円)とされる複数年の契約延長にサインしている。

 グリフィンのチーム離脱を受け、米国代表チームは先日行われたドラフトでニューオーリンズ・ホーネッツ(New Orleans Hornets)に全体1位指名されたアンソニー・デイビス(Anthony Davis)を召集している。

 男子バスケットボール全米大学選手権(NCAA Men's Basketball Tournament)でケンタッキー大学(University of Kentucky)の優勝に貢献した19歳のデイビスは、ホーネッツでの初練習で左足首を痛めていたが、現在は回復しており、米国代表入りへの支障はなくなっている。また、23歳で迎える4年後の2016年リオデジャネイロ五輪でデイビスは、チームの中心選手になることが期待されている。(c)AFP