【5月31日 AFP】今秋の米大統領選の共和党候補に確定したミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、予備選挙戦で細心の注意を払いつつ「より良きアメリカ」を実現するビジョンを発信してきた。だが、このほど公開されたiPhone(アイフォーン)用アプリでは少々気が緩んでしまったようだ。

 ロムニー候補の公式ページ「mittromney.com」でも宣伝されているこの「With Mitt」というアプリは、iPhoneで撮影した写真にロムニー候補の選挙スローガンを重ねて貼り付けて支持表明ができる。

 ところが、このスローガンの1つに間抜けなつづりの間違いが見つかった。「A Better America(より良きアメリカ)」となるべき1文が「A Better Amercia(より良きアメルシア)」となっていたのだ。

 発見したのは一般ユーザーの1人。29日夜にはツイッター(Twitter)で広まり、ハッシュタグ#amerciaや「Amercia」のスローガン付き画像とともに、このスペルミスをからかうつぶやきが多数投稿された。あるユーザーは、数十年前にロムニー候補が飼い犬を車の屋根の上に乗せて家族旅行をしたというエピソードをあげつらい、「かわいそうなアプリ開発者は今ごろ、車の上にくくりつけられたケージの中に押し込められて国中を連れ回されているんだろうね」と投稿した。

 30日午前の時点でもアプリの間違いは訂正されないままだった。

■有権者は気にしない?共和党陣営で相次ぐスペルミス

 ロムニー陣営の報道官は米MSNBCテレビに対し、「間違いは起こるもの」「どのみち有権者はタイプミスなど気にしないだろう」と述べるともに、アプリのアップデート版が既にアップル(Apple)に送信済みだと説明。数時間後にやっと、間違いが訂正された最新版アプリが公開された。

 今回の共和党予備選では他の候補者の陣営でもつづりの間違いが見つかっている。ジョン・ハンツマン(Jon Huntsman)元ユタ(Utah)州知事の陣営では、選挙活動開始イベントの配布資料で同氏の名前のつづりを間違え、出鼻をくじかれる結果となった。

 3月にはリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員の陣営が、同氏の公的予定(public schedule)を報道陣に送信しようとして「サントラム氏の陰部予定(Santorum's Pubic Schedule)」を送ってしまい、赤っ恥をかいている。(c)AFP

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