【5月19日 AFP】ロンドン五輪の聖火が18日、ギリシャから英国に到着した。聖火リレーは、7月27日の五輪開幕日までの70日間に渡って行われる。
 
 エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の娘であるアン王女(Princess Anne)は聖火と共に、ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways、BA)で英国南西部コーンウォール(Cornwall)にあるカルドローズ海軍航空基地(Royal Naval Air Station Culdrose)に降り立った。

 乗馬で英国代表として1976年モントリオール五輪に出場経験があるアン王女は「五輪開幕へ繋がる聖火リレーを多くの人が大切に思っていることを再確認させられます」とコメントした。

 ギリシャでの引き渡し式に出席したサッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)が同基地に設置された聖火台に点火を行った。

 聖火は英国最南端のランズエンド(Land's End)を出発し、約8000マイル(12,875キロメートル)をリレーする。第一走者は五輪のヨット競技で金メダル3つを獲得した英国のベン・エインズリー(Ben Ainslie)氏となっており、五輪開幕日まで8000人の聖火ランナーが参加する。(c)AFP

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【動画】
聖火台に点火するデビッド・ベッカム(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)