【5月3日 Relaxnews】米自動車売買情報サイトTrueCar.comは先週、2011年の車の購入に関する調査結果を発表した。

 調査は2011年に販売された900万台を対象に行われた。車選びの際に男性は車体の大きさにこだわるのに対し、女性は効率性や値段を重視するという、昔から言われている傾向があらためて確認された。

 ブランド忠誠度に関する性別の違いは薄れつつあるものの、性別と購入する車種には依然として強い関連性があることも分かった。

 男性は、ポルシェ(Porsche)やベントレー(Bentley)、マセラティ(Maserati)といった有名外車に興味を持つことが多く、実際に世界最高級ブランドとされるフェラーリ(Ferrari)購入者の92.5%は男性だった。一方女性は小型車ブランドの購入が多く、女性の間で最も人気のブランドはミニ(MINI)で、ニッサン(Nissan)と韓国の起亜(Kia)がこれに続いた。

 米国の男性は自国ブランドの車を好み、GMCやダッジ(Dodge)、フォード(Ford)やシボレー(Chevrolet)などがトップ10入りしたのに対し、女性の購入モデルランキングのトップ10は全て輸入車だった。

2011年男女別・売上車種トップ5(TrueCar.com調べ)

男性
1. ポルシェ・911(Porsche 911
2. GMC・シエラ(GMC Sierra
3. フォード・Fシリーズ(Ford F-Series
4. シボレー・コルベット(Chevrolet Corvette
5. シボレー・シルバラード(Chevrolet Silverado

女性
1. ボルボ・S40(Volvo S40
2. ニッサン・ローグ(Nissan Rogue
3. フォルクスワーゲン・イオス(Volkswagen Eos
4. フォルクスワーゲン・ビートル(Volkswagen Beetle
5. ヒュンダイ・ツーソン(Hyundai Tucson

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