【5月2日 AFP】英議会の特別委員会は1日、英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)の盗聴問題についての報告書を発表し、米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corporation)のルパート・マードック(Rupert Murdoch)会長(81)は、世界的な大企業の経営者として「ふさわしくない」と厳しく批判した。

 英議会下院のメディア特別委員会が発表したこの報告書では、ニューズ・コーポレーションの企業としての責任を、マードック氏と息子のジェームズ・マードック(James Murdoch)氏が負うべきだと指摘している。

 121ページの報告書は「ルパート・マードック氏は世界的な大企業を監督する人物としてふさわしくない」とし、「ニューズ・インターナショナルとその親会社のニューズ・コーポレーションが(盗聴の事実を)見て見ぬふりをしてたことについて、マードック氏やジェームズ氏を含む役員らは最終的な責任を取るべきだ」と結論付けている。(c)AFP/Robin Millard

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