【3月8日 AFP】メキシコ国境に近い米カリフォルニア(California)州南部ポトレロ(Potrero)で6日早朝、迫撃砲の砲弾がトレーラーハウスを直撃し、このトレーラーハウスに住んでいた女性が死亡した。

 地元警察によると、迫撃砲は死亡した女性と同居していたリチャード・デール・フォックス(Richard Dale Fox)容疑者(39)が自ら作ったもの。偶発的に仕掛けが外れて砲弾が発射されたとみられ、女性は砲弾の破片による負傷で死亡した。女性の身元は親族に連絡が取れるまで伏せられている。

 迫撃砲の発射が故意だったのかは明らかになっていないが当時、同容疑者は酔っており、救急隊が到着した時には錯乱状態だった。また容疑者自身も脚を負傷していたため、サンディエゴ(San Diego)の病院に搬送されたが、その後、爆発物使用による過失致死容疑で逮捕された。

 当初、事件は事故として伝えられていたが、地元警察の殺人担当捜査官は、フォックス容疑者が迫撃砲を作った動機に不明な点があり「事故と断定するのは時期尚早だ」と述べた。

 同容疑者が迫撃砲と砲弾の製造に用いた材料についても正確なところはまだ不明だが、おそらく花火に含まれていた爆薬を使用したものとと警察ではみている。

 死亡した女性とフォックス容疑者の間には4歳の女児がおり、砲弾が発射された当時、トレーラーハウスの中には、この女児と大人3人がいたが、4人とも無事だった。女児は現在、児童保護施設へ預けられている。(c)AFP