【2月14日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するカルロス・テベス(Carlos Tevez)が13日、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督に「犬のように」扱われたと語った。

 チームへの復帰を明言したテベスは、欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)のグループリーグ第2節、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦でウォームアップを拒否し、立腹したマンチーニ監督にののしられたと明かした。

 テベスは9月27日に行われた同試合以降欠場を続けているが、長期間となった「出場停止期間」から復帰するため、14日にマンチェスター(Manchester)へ戻る予定となっている。

 フォックス・スポーツ(Fox Sports)のインタビューに対しテベスは、「自分が間違っていたとは思わない。ただクラブがそう思うのであれば、謝罪する。復帰して、クラブのユニホームを着てベストを尽くし、試合に勝利するための準備はできている」と語った。

 テベスは、続けてバイエルン戦での出来事の詳細を語ったが、マンチーニ監督との関係修復は「申し訳ない」と言うだけではすまないかもしれない。

 「0-2でリードされている中、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)に代えてナイジェル・デ・ヨング(Nigel de Jong)を投入するから守備的な交代だと思った。だから、ベンチに座ることを決めたんだ。もう10分間のウォームアップは済ませていたけれど、彼(マンチーニ監督)は0-4ではなく0-2で負けることを求める姿勢を見せた」

 「それでベンチに座っていると、ジェコがベンチに下げられて、腹を立ててマンチーニを非難した。ロッカーへの通路が閉まっているのを見て、ジェコはマンチーニの隣に座って口げんかを始めたんだ」

 「ジェコはボスニア語、マンチーニはイタリア語でののしっていて、本当に混乱していた。すると、マンチーニが振り返った。何が起きたかは想像できるはずさ。議論の真っ只中で、マンチーニはウォームアップを続けろと、犬を扱うように僕に言ったんだ。そんな口調で言われて、僕は『行かない』と答えた。プレーする気持ちはあったけど、監督はジェコと言い合っていて、不機嫌だった。彼は僕もののしり始めだした。僕は落ち着いていたけど、マンチーニはひどい言葉を口にしたんだ」

 09-10シーズンに地元ライバルのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からシティに移籍してからテベスはすぐさまファンの心をつかんだものの、マンチーニ監督との一件があってからはサポーターから見限られている。

 テベスは、「ファンは間違った話を聞かされたんだと思う。事実を知らされていないんだ。僕が試合に出たくないと言ったと聞かされたら、反発するのは当たり前のことだ。僕の名前の入ったユニホームが燃やされたり、侮辱されて心が痛んだよ。クラブに全てをささげた。何よりもサッカーすることを愛しているんだ」と付け加えている。

 一方、マンチーニ監督は、「謝罪されたいか?それが普通のことだと思う。そうすれば練習できるし、カルロスの状態が良ければ試合に出場することができる」と、謝罪されれば和解する気持ちがあると示唆している。(c)AFP/Julian Guyer

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