【10月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は25日、サッカー欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)のグループリーグ第2戦で出場を拒否したとされるカルロス・テベス(Carlos Tevez)に対し、約100万ポンド(約1億2000万円)の罰金を科したと発表した。

 マンチェスター・シティは詳細な調査と事情聴取の結果、0-2で敗れたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦で5項目の契約違反があったとして、週給25万ポンド(約3040万円)とされるテベスに対し、4週間の給与支払いを停止したと発表した。テベスには2週間の謹慎処分が科されていたが、すでに消化したと見なされている。

 マンチェスター・シティのロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は、9月27日に行われた敵地でのバイエルン戦でテベスが途中出場を拒否したと話し、今後はシティの選手として試合に起用しないと明言した。

 一連の騒動について誤解があったと主張しているテベスには、2週間の不服申し立て猶予期間が与えられている。(c)AFP