【1月4日 senken h】若い女性から親子、家族連れなど世代を超えて人気が高い自由が丘。住宅地と隣接した落ち着きのある街並みは訪れる人をいつもほのぼのと温かく迎えてくれる。普遍的な安定感を漂わせながら何度訪れてもそのたびに新しい魅力と出合える高揚感。新旧問わず、この街でしか味わえない雰囲気のカフェ、雑貨屋、セレクトショップなど気になるアドレスを訪ねてみよう。

◆冷めてもモチモチの新食感バターたい焼き/何故屋

 自由が丘の中心から少し外れたすずかけ通り沿いにあるバターたい焼きカフェ。甘さを抑えた生地はモチモチで冷めてもおいしく食べられる。仕上げにほんのり塩味の効いた粉末のバターを振りかけているため、口に入れた瞬間に豊かな風味が広がる。シーズンごとに限定メニューがあり、12月からは「焼きりんご」が登場。シンプルモダンなインテリアも含め、これまでのたい焼きの概念を覆すようなうれしい「何故」に出合えるカフェだ。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘2の16の19
TEL:03-3725-2013
営業時間:11:00~19:00(月~金)/11:00~20:00(土日祝)水曜休

◆ゆとりを感じる生活を演出/ラコンテ・モア

 素材と手作り感にこだわった生活用品、暮らしに彩りを与えてくれるインテリア雑貨やアンティークを通してゆとりを感じる生活を提案するのが「ラコンテ・モア」のコンセプト。奥行きのある広々とした店内は3つのコーナーに分けられており、手前がバス&パウダールーム、真ん中がリビング&インテリア、一番奥がガーデニング&キーピング。入口近くのディスプレースペースは季節ごとにテーマ性を持たせている。ゆったりとした空間で時間を忘れ、すてきな暮らしのエッセンスを見つけられる。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所: 東京都目黒区自由が丘2の15の22
TEL: 03-5731-6330
営業時間: 11:00~19:00 水曜休

◆プロバンス生まれのソレイアード単独路面店/ソレイアード 自由が丘店

 フランス・プロバンスで200年以上の歴史を持つソレイアード(SOULEIADO)のプリントを生地やデザインにこだわり、ファッションの切り口で時代のエッセンスを加えたショップが、今秋自由が丘に路面店をオープン。おなじみの色鮮やかなプリントがウエアやバッグ、ポーチやスカーフになってセンス良く並ぶ。心地良い風が通り抜ける緑あふれる空間で南仏の世界観を堪能して。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所: 東京都目黒区自由が丘2の16の10 メイプルファーム内
TEL: 03・3724・5032 
営業時間:11:00~20:00 不定休

◆愛され続けるパンケーキカフェ/花きゃべつ

 自由が丘の地元客から長年愛され続ける創業35年の老舗パンケーキカフェ。もっちりとした弾力のある食感は食べごたえ充分で、食事としても大満足。アメリカの北東部のみで産出される100%純粋のメープルシロップも絶品だ。営業は9時半からと早く、モーニングセットも用意。オムレットやフランクフルトなどとパンケーキのセットにドリンクとサラダが付くお得なランチメニューも。ミニサイズのパンケーキにかわいらしいデコレーションを施したキッズメニューも好評。

【ショップ情報】
住所: 東京都目黒区自由が丘1の7の3
TEL: 03・3724・0310
営業時間: 9:30~21:00(LO20:30)

◆「ナチュラル・エイジング」がコンセプトの緑あふれるサロン/ループスプラザ / ループスオアシス

 植物で覆われた外壁や店内はランドスケープアーティストの石原和幸氏によるコーディネート。グリーンへのこだわりは外観だけではない。「ナチュラル・アンチエイジング」がコンセプトのこちらのサロンではメニューも健康・エコロジーにこだわり、髪をケアしながら上質なカラーを表現するボタニカルカラーや、環境にも髪や地肌にもやさしいオーガニック素材を使ったシャンプー・トリートメントなどを取り入れている。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所: 東京都世田谷区奥沢6の33の14 もみの木ビル1F・2F
TEL: 03・5758・7767(1F ループスプラザ)/03・6809・7755(2F ループスオアシス) 
定休日:火曜休

◆シンプルに生きることの素晴らしさを教えてくれる服/マーコート

 幾度となくトレンドが巡ってくるのを体感し、ハイブランドの良さも実感。さまざまなファッションに袖を通した女性たちが最終的にたどり着くのは、シンプル、着ることによって自分なりの表情が生まれる洋服。

そんな大人の審美眼にかなう理想の服と出合えるのが9月オープンした「マーコート」。関東初の出店となる。「生活の延長線上にファッションがあるこの街の雰囲気と、トレンドをさりげなく取り入れ、自分らしさを探している人への提案がぴったり合ったのだと思います。心と体になじむ洋服が必ず見つかります」とショップマネージャーの小林亜由美さん。
1人の女性デザイナーの感性から生まれるオリジナルのカジュアルブランド「ミズイロ インド」を軸に、よりナチュラルな「ミディ ウミ」、良質なアメリカンコットンで作るベーシックなカットソーが揃う「エム アンド ヴェル」の3ブランドを展開。テイストの切り口だけでなく、フォルムや素材、さりげないディテール使いがこれまで多くの服を見てきた女性のマインドを刺激する。他にも定番の雑貨ブランドやスパイスの利いた小物などをセレクト。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所: 東京都目黒区自由が丘2の12の19
TEL: 03・6421・4401
営業時間: 11:00~20:00 不定休

◆オリジナルデザインの小物やアクセサリーも充実/スピック&スパン

 自由が丘駅の南口を出てすぐの緑道はカフェやフラワーショップが並ぶのんびりとした雰囲気。そんな自由が丘らしい緑道沿いに位置している「スピック&スパン(Spick and Span)」。パリのテイストをベースにしながらトレンドをエッセンスにした、さりげなく「今」を感じさせる「日常の装い」というブランドのコンセプトが具現化されたショップには、ベーシックで着心地の良さを大切に考えたオリジナルとインポート商品が並ぶ。今シーズンはブリティッシュテイストの小物類も充実。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所: 東京都世田谷区奥沢5の26の12 MERIXビル1F
TEL: 03・5701・0351 
営業時間: 11:00~20:00

◆25年の歴史は街と一緒に育まれ愛されてきた証/トゥモローランド(TOMORROWLAND) 自由が丘店

 1983年にオープンした直営第1号店。白い壁、青いファサードのメイプルファームはメンズ、レディスの両方を揃え、レディスは2フロアからなり、オリジナルからインポートまでスタンダードなアイテムに加え、今の気分を取り入れた商品が揃う。2階のメンズスペースは長く使える定番品など、本物の良さを知りつくした名物スタッフが懇切丁寧に接客してくれる。97年に隣接の「Café CABANON」がオープンしてからはショッピングしながらお茶を楽しむ人も増え、今もなお、さまざまな人が立ち寄る人気アドレスとなっている。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘2の16の10 メイプルファーム内
TEL: 03・3724・5030
営業時間:11:00~20:00 不定休

◆カテゴリーにとらわれないグローバルな商品と情報を発信/ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD

 オリジナルに加え、スタンダードなアイテムとトレンドをミックスした国内外ブランドの独自のセレクトを展開。今シーズンは「トラディショナル」「クラシック」を軸に、フェミニンさやマニッシュ感を織り交ぜたクールな女性像と、エスニックアイテムや60~70年代のレトロなアイテムをスパイスとして取り入れたボヘミアンガールを提案。3階には「j.s.pancake cafe」も併設。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘1の8の7 1・2F
TEL: 03・5731・1731
営業時間: 11:00~20:00

◆エコ&エシカルファッションのアイテム&「murmur」のコーナーも要チェック/フレームワーク

 着心地、普遍性、機能性をキーワードに、大人の女性のためのデイリーユースアイテムを展開。素材へのこだわりや時代を問わないベーシックアイテムは幅広い層からの支持を得ている。今シーズンのテーマは「A life with nature」。ガーデンやホースライディングなどのイングリッシュテイストが感じられるラインアップ。『マーマー マガジン』と連動したコーナーもぜひチェックしておきたい。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都世田谷区奥沢5の26の12 MERIXビル2F
TEL: 03・5701・0374 
営業時間: 11:00~20:00

◆クリスマスムード一色。本場フィンランドの雰囲気を楽しんで/マリメッコ

 鮮やかな色の大胆なファブリックが人気の「マリメッコ(marimekko)」。ここ自由が丘店はベビーカーを押した親子連れやリラックスしながらショッピングを楽しみたいという女性が数多く集まってくる。店内には大きなシンボルツリーもあり、開放的な空間が広がっている。一目で柄が分かるベッドリネンのコーナーや好きな柄をファブリックボードにしてくれるカスタムオーダーなど自由が丘店ならではの工夫も多い。本場フィンランドの冬景色をイメージしながら、オリジナルアイテムで彩るクリスマスも一興。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘2の9の6 LUZ 2F
TEL: 03・3724・0051
営業時間:11:00~20:00 不定休

◆創業23年、魅了し続けるこだわりのセレクト/カイランズ

 ラグジュアリーカジュアルというコンセプトのもと、ヨーロッパブランドを中心にセレクト。素材のクオリティーはもちろん、シルエットの美しさや着心地に定評のあるブランドを数多く取り揃える。89年のオープン以来の顧客も多く、親子2世代での来店も。「ジョルジオ・ブラット」「ニコラス・アンド・マーク」など上質なものを知る自由が丘の客層に対応。こだわり抜いたラインアップで、飽きのこない長く愛用できるアイテムが必ず見つかる。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘2の9の15 ユレカビル1F
TEL: 03・3725・4153
営業時間:11:00~20:00

◆トレンド&エレガンスによる暮らしのコーディネート/ローラ アシュレイ ホーム

 1階は雑貨中心の「ギフト&アクセサリーズ」。明るくナチュラルな雰囲気のフロアでは、人気の花柄小物もバリエーション豊かに取り揃える。2階はオーダーメードのカーテンやインテリア製品をルームセットされた空間で楽しむことができ、在席しているインテリアデザイナーがニーズに合わせたコーディネートを提案してくれる。ファッションを扱うローラ アシュレイ自由が丘店も隣接。休日に2店舗をゆったりと行き来して楽しんで。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘1の26の18
TEL: 03・3724・0051 
営業時間: 11:00~20:00 不定休

◆日本のカッコイイを集めたお土産屋さん/カタカナ

 日本のカッコイイを集めたお土産屋さんをつくりたいというオーナーの思いを実現したショップ。日用雑貨からアパレルにいたるまで幅広く展開されている商品はすべて日本の作家によるもの。群馬の「卯三郎こけし」による丸みを帯びた木製の一風変わったコケシは人気商品のひとつ。贈る側も受け取る側も心楽しい、そんなカッコイイ日本のお土産が見つかるはず。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都世田谷区奥沢5の20の21 第一ワチビル1F
TEL: 03・5731・0919
営業時間: 11:00~20:00 第1、3水曜休

◆フォトライフをトータルサポート/ポパイカメラ

 モノクロ現像の時代からの街の写真屋さんとしての機能を大切にしつつ、時代に合わせて新しい要素を取り入れてきたユニークな写真専門店は、なんと今年で創業75年。最新機種のデジカメはもちろん、トイカメラやカメラケース、アルバムを装飾する可愛いらしいグッズなどカメラ・写真に関連したバラエティー豊かな商品が揃う。店の奥にはその場でデジカメプリントをオーダーできるコーナーも。プリントに関しても、画像の調整や紙の種類などスタッフが丁寧に相談に乗ってくれる。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘2の10の2
TEL: 03・3718・3431
営業時間: 11:00~20:00 不定休

◆自分らしく美しくあれ、何よりも自己判定がベース/カキモトアームズ自由が丘 クレオ店

 青山、銀座、六本木ヒルズなど都内で9店を展開するカキモトアームズはここ自由が丘が発祥の地。確固とした自分のライフスタイルを持ち、自分に似合うものをよく分かっている。強いこだわりはあるけど、あくまで「自分らしさ」を大切にする。そんな自由が丘に集う女性たちから高い支持を得る人気のビューティーサロン。

 今シーズンのイチオシスタイルは、クラシカルなファッションと相性の良い重めのボブスタイル。フォルムとやわらかな質感、前髪のカールの中に強い意志と女の子らしさを感じさせてくれる。ヘアカラーは落ち着いた中にも適度な軽さと明るさを感じさせるモーブ系カラーがトレンド。クラシカルすぎないツヤと優しい甘さを感じさせる質感が特徴。

【ショップ情報】
<公式サイト>
住所:東京都目黒区自由が丘1の7の13 クレオビル2F
TEL: 03・3724・7790
営業時間: 9:00~22:00(月~金)/9:00~20:00(土日祝) 無休

(c)senken h / text:大石真規子(CREAM INC.)

【関連情報】
特集:senken h 118
とっておきの店がある、都心の隠れ家/三宿 vol.1
とっておきの店がある、都心の隠れ家/三宿 vol.2