【12月2日 AFP】故エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)さんが愛用したジュエリーやドレスなどが3日、オークションへの出品を前にニューヨーク(New York)で一般公開される。オークションは13~16日に、同地のクリスティーズ(Christie's)で行われる。

 7人の男性と結婚し華々しい生活を送ったテイラーさんは、ジュエリーに並々ならぬ情熱を注いでいた。

 これらのコレクションは各地で公開されてきたが、ニューヨークが最後の場所となる。そして最後の公開で初めて、コレクションのすべてがそろう。

 オークションには、バッグやドレスなども含む約1000点が出品され、落札総額は3000~5000万ドル(約23~39億円)になるとみられている。

 注目は、2度結婚したリチャード・バートン(Richard Burton)氏から1968年に贈られた33.19カラットの「エリザベス・テイラー・ダイヤモンド(Elizabeth Taylor Diamond)」だ。予想落札額は250~350万ドル(約2億~2億7000万円)。バートンは「ラ・ペレグリーナ(La Peregrina)」と呼ばれる16世紀の真珠も贈っており、こちらも200~300万ドル(約1億6000万~2億3000万円)での落札が予想されている。

 ドレスではシャネル(Chanel)、クリスチャン ディオール(Christian Dior)、ジバンシイ(Givenchy)、ヴァレンティノ(Valentino)、ヴェルサーチ(Versace)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)などのオートクチュールドレスが出品される。テイラーがバートン氏との最初の結婚式で着用したドレスは4~6万ドル(約310~470万円)の値を付けるとみられている。(c)AFP/Brigitte Dusseau

【関連記事】
エリザベス・テイラーさんの遺品、オークションへ
ハリウッドを代表する女優エリザベス・テイラーさん、死去

この記事の写真ギャラリーを見る