【9月26日 AFP】サウジアラビアのアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王(86)は25日、同国の自治評議会(地方議会)について、女性の参政権を認める法令を制定したことを明らかにした。

 諮問評議会で行った演説のなかで、アブドラ国王は、「次期選挙から、イスラム教の原則に基づき、女性にも自治評議会での立候補および投票の権利を与えることを決めた」と語った。国王の演説は国内にテレビ中継された。

 一方、諮問評議会についても、女性の参加を認める方針を明らかにした。

 女性の権利が著しく制限される厳格なイスラム教国家のサウジアラビアにおいて、歴史的な決定となる。
 
 イスラム教スンニ派の戒律を厳格な理解のもとで適用するサウジアラビアでは、女性が車を運転したり、男性保護者の許可なしに旅行をしたりすることは禁じられており、女性人権活動家たちは、長いこと女性の参政権を求めてきた。(c)AFP