【6月2日 AFP】全仏オープンテニス2011(French Open 2011)第11日は1日、男子シングルスの準々決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が準決勝進出を決めた。

 今大会自身最高のパフォーマンスをみせ、第5シードのロビン・ソデルリング(Robin Soderling、スウェーデン)を6-4、6-1、7-6で下してベスト4進出を決めたナダルは、25歳の誕生日を迎える3日にマレーと対戦する。

 一方そのマレーは、ベテランのファン・イグナシオ・チェラ(Juan Ignacio Chela、アルゼンチン)を7-6、7-5、6-2で退け、自身初となる全仏準決勝進出を決めた。また、オープン化(1968年)以降の英国人選手としては、2004年大会のティム・ヘンマン(Tim Henman)氏以来となるベスト4進出を果たした。

 準決勝のもう1試合には第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が駒を進めており、2006年大会以来5大会ぶりに上位4人のシード選手がベスト4に残った。(c)AFP/Dave James