【4月14日 AFP】今週、麻薬抗争にからんだと見られる他殺体が多数埋められているのが発見されたメキシコ北東部タマウリパス(Tamaulipas)州サンフェルナンド(San Fernando)近郊で13日、新たに10遺体が見つかり、収容された遺体は126体に上った。

 サンフェルナンドは米国境から160キロほどの町。地元当局によると、死後1年以上を経過した遺体もあるという。当局では、麻薬密輸組織「セタス(Zetas)」が関与していると見ている。

 メキシコには主に7つの麻薬密輸組織があるが、組織間抗争や麻薬撲滅を目指す当局との戦闘などで、2006年以降、3万4600人が死亡している。(c)AFP

【関連記事】メキシコで88人の遺体見つかる、麻薬抗争がらみか